冷えすぎて火照る
「陰極まって陽となす」
いきなり難しいことばでごめんなさい。
足があまりに冷えすぎてしまって、
火照ることがあります。
たとえば、
しもやけなんてそうですね。
冷えすぎてしまって、足が真っ赤になり
熱を持ちます。
そこまで極端じゃなくても、日常的に
冷えることが長期間つづいていると
逆に冷えを感じなくなってきます。
そして中高年になって、身体が火照ったり
顔だけ汗を異様にかくようになったりします。
これは冷え性が直ったのではなく
冷えの症状が進んでいる結果なのです。
どうすればいいのか?
あたためることです。
火照っていても、温活をつづけてください。
芯が冷えているのです。
こんにゃく湿布や温灸、足湯、腰湯
なんでもかまいません。
とにかく続けることです。
そうすると、まず冷えを感じるようになってきます。
それから手足が冷たくなるかもしれません。
人が回復していく過程は
たどってきた道を戻るようなものです。
ですから、あなたの昔の状態が
身体に現れてきます。
これは回復に向かっている証拠となります。
心配しないでください。
こうして続けていけば、体温も
あがっていきますよ。